相談室に入る時から、緊張しているのがわかりました。顔がこわばっていたようです。
「はじめまして。〇〇小学校の〇〇です。」
と、挨拶をしました。
その時子どもの顔は、顔がひきつっていました。
「はじめまして。よろしくお願いします。」
ちょっとキツそうな顔つき。。。
と思っていました。
「まずはこちらに座って下さい。」
と、仕切られた部屋へ行きました。ドアがあり、別に2つほど部屋がありました。まったくの個室というより、ドアの上は空いていました。
「まずは、お母さんに話を聞きたいので、お子さんには絵を書いてもらおうかな!」
と。緊張している我が子にはちょうどいいと思いました。
「そこにすわって、木の絵を書いてもらおうかな。」
と言われ、色えんぴつと紙をもらいました。
子どもとはなれ、まずは名前や、子どもの兄妹、1年生からの担任の先生やなどを書く紙をもらいました。
書きながら、少しづつ話をしていきました。
子どもの性格や、家族構成、いじめや、学校が嫌なのはいつからか。最近家庭内で大きなイベント(下の子ができたや、引っ越し、離婚)があったかどうか。などなど。。。
聞かれるがままに答えていました。はじめは顔つきはキツそうと思いましたが、話していくうちにやはりこういう仕事なだけあり、物腰の柔らかい人なんだとわかりました。
絵を書いていた息子がきて、
「できた。」と持ってきました。
すると、「色はぬらなくていいの?」と。
また色ぬりがはじまりました。
その間にまた話をしていると、カウンセラーの方がチェックリストを持ってきて、
「HSCってご存知ですか?」
と。。。つい最近聞いた事のある言葉でした。
つづく。。。